小学生の子どもたちが、塩釜市内のいろんな場所でもらえる「竈札」を集めています。
塩釜神社博物館でももらえるようなので、行ってきました。
塩釜神社には行ったことはあっても、敷地内にある博物館にはなかなか行ったことのある人は少ないのではないでしょうか。
行ってきた様子についてお伝えします!
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【この記事は2020年12月の時点でのレポートです】
竈札(かまどふだ)とは
2020年は、「鬼滅の刃」が大ヒットしましたね。
主人公の竈門炭治郎の「竈」の漢字と同じということで、塩竈市が話題になったそうです。
その影響で塩竈市のホームページのアクセス数が上がったのだとか。笑
塩竈市は簡単な書き方で「塩釜」と書かれることが多いですが、本来は難しい漢字を使うんですよね。
そして塩釜神社も、本来は「鹽竈神社」という難しい漢字で表されます。
昔から竈(かまど)で塩を作るご神事が行われてきたことに由来しています。
その鬼滅の刃ブームに乗っかって、塩釜市では市内のレトロスポットで「竈札(かまどふだ)」を2019年12月1日から無料配布しています。
竈札は全部で5種類あって、うち1種類はシークレット札です。
数量限定で、なくなり次第終了だそうです。
2種類以上の竈札を集めると、鹽竈神社拝殿前の御守りを売っている授与所で、鹽竈神社の「御神塩」を先着3000名にプレゼントされます。
私もこの御神塩が欲しかったので、行ってきました!
御神塩は竈札を持っていれば、持っている家族の人数分いただけましたよ。
この御神塩は、授与所で1つ300円で買うこともできます。
竈札は、裏面には竈の文字の書き順が載っています。
市内の竈札が配布されている、レトロスポットはこちらです。
・旧ゑびや旅館
・塩竈市杉村惇美術館
・鹽竈神社博物館
・旧亀井邸
※このほか、シークレット札を市内のどこかで配布しています。
市のホームページで、配布場所のヒントが公開されています。
竈札のシークレット札が配布されている場所にも、私たちは行っていただいて来ました。
これを機会に塩竈市をめぐってみたい人は、ぜひチャレンジしてみてください!
数量限定でなくなり次第終了なので、お早めにどうぞ。
鹽竈神社博物館へ
「鹽竈神社博物館」は鹽竈神社の境内にあります。
一般的に参拝客が車をとめることが多い第一駐車場から歩いて行くと、左側に見えてきますね。
こちらの建物が鹽竈神社博物館です。
今は入口に、竈の看板があります。
開館時間と入館料
年中無休で、開館は午前8時半からです。
4月~9月は午後5時まで、10・11・3月は4時半まで、12月~2月は4時までになります。
入館料は大人が200円、中高生は150円、小学生は80円、小学生未満は無料です。
土日祝日は、市内の小中学生は無料です。
どんなものが展示されているの?
鹽竈神社博物館では、国指定重要文化財などの鹽竈神社にかかわる歴史資料などを展示しています。
1階には、武士の鎧や刀、工芸品、古文書などの貴重な文化財が展示されていました。
刀がたくさんあって、刃の部分にある波模様(刃文)がはっきり見えるのがすごかったです。
刀によって、この模様も全く違うんですね。
かっこよかったです!
2階は、鹽竈神社の主祭神・塩土老翁神にゆかりある、塩業や漁業に関する資料が展示されています。
この神様が教えた古代の塩づくりの方法を今に伝えている「藻塩焼神事」の様子も、映像で見ることができます。
塩釜の藻塩ってよく売っていたり、食品やお菓子などに使われていたリしますが、なんで「藻塩」というのか知らなかったんですよね。
映像を見て、初めて藻を使って塩を作るから藻塩なんだということが分かりました。
★鹽竈神社博物館のホームページはこちら
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まとめ
鹽竈神社博物館は、昭和40年に開館されていて、建物自体は古い印象です。
でも展示物は、本当に貴重な文化財がたくさん展示されていました。
市内で配布されている竈札は、鹽竈神社博物館の入口から入ってすぐの所で、係の方に声をかけるといただけます。
竈札だけもらって帰ることもできるようでしたが、入館料も200円とお安いですし、1度は見学してみても良いのではないかと思います。
私より年上のご夫婦も、竈札を集めて鹽竈神社の授与所で御神塩をいただいていましたよ。
興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!